大きいぬいぐるみと造花の回-2(2023.06.10)


会場:柳瀬まちづくりセンター

内容:静物『大きいぬいぐるみと造花』-2

  • 大きいぬいぐるみがある人は持参してください(くま・馬・犬など。ミッキー・キティ等キャラクターものではない方が望ましいです)。
  • まちづくりセンターのぬいぐるみを利用することもできますが、種類が少ないです。
  • 造花もあれば持参してください。ぬいぐるみと組み合わせます。会のメンバーが多めに持参する方がいますので、手持ちがなければ借りられます。
  • その他、画面に入れたい要素の資料・モチーフは各自で持参してください。


メモ:
曇り。6月8日に『梅雨入りしたとみられる』と、気象庁からゆるーい発表がありました。ところでなぜ毎度天気の記述をしているかって?それは翌年の同時期に、写生に行けるかの天気を調べられるようにするためです。(゚∀゚)

本日は前回の続きです。(^○^)

すでに1枚目は家で完成して2枚目の方もいれば、。うまく着彩できずに2枚目の方もいます。途中で諦めた1枚目を見せてもらうと本人曰く『なんか違う』とのことですが、まだまだなんとかなる雰囲気でした。私の個人的なことわざに『カツ丼はカツから食え』というのがありまして、『美味しいものを最後に食べようととっておくと、他の人に食べられてしまうので気をつけろ』という意味でして、今回の場合は背景など他のモチーフを先に楽しく描いてしまうと、それに合わせた陰影が画面に出来上がってしまって、主役を主役らしく目立つように楽しく描けなくなってしまうということです。水彩の場合、描いたものを白く塗りつぶしてやり直しはできませんが、ある程度目立たないようにぼかしたり色を抜いて弱くすることはできますので、最後の微調整も作業の中に入れるようにしましょう。(*´ω`*)

それから1回目の時にお話したように、『物語』を設定してやると雰囲気がある絵に近づけると思います。『お花畑でお昼寝』と設定すれば、『空は青空で柔らかい光の加減で爽やかな風が花や草を軽く揺らす』などどんどん状況が見えてきます。すると背景の色味や追加のモチーフ要素なども自然と決まってきます。もちろん静物画として目の前のモチーフを受け止めて描き写すのも間違いではありませんが、『公民館の部屋で会議机で蛍光灯全点灯でモチーフの向こう側には片付けられたパイプ椅子』なんて特に美しいわけでもない状況をそのまま描いても、なかなか雰囲気のある『絵』にはなりません。どんどんアイデアを出して取捨選択して行きましょう。\(^o^)/

本日体験入会の方がいらっしゃいました。すでに何年も絵画を描いている方でしたので、手数もあってなかなかいい感じに進めていましたよ。(^_-)