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6月の花の回-2(2023.07.08)


会場:柳瀬まちづくりセンター

内容:静物『6月の花』-2

  • 前回の花は枯れてしまっていると思いますが、持ち寄れる花(鉢植え・切り花+花瓶)があれば着彩のモチーフとして持参していただけると幸いです。
  • その他、画面に入れたい要素の資料・モチーフは各自で持参してください。


メモ:
曇り。時々小雨がパラリと来ます。(*_*)

本日は、静物『6月の花』の続きです。

ポイントをいくつか。
◯光を(強めに)意識する。
蛍光灯全点灯な光源がいくつもあるような状況です。従って、そのままだと影が複数色々な方向に落ちます。自分で光の方向(光源・太陽)を決めて、それに合わせた影の向きを設定して描きましょう。そして光を強めに意識して、明るい部分はできるだけ薄く塗ったり、意図的に終盤まで塗り残すように進めると良いでしょう。(・∀・)

◯背景に強弱をつける。
ユリなどの白い花を描くには、背景に色があった方が表現しやすいです。その時の自分で設定した色の世界で、濃淡・陰影をつけた方が画面に深みが出やすいです。更にその背景の色をモチーフにかぶせてやると(色味を混ぜて表現すると)、その色の世界にモチーフが存在するかのように馴染んで見えてきます。(´ε` )

◯植物の法則を理解する。
一輪の花の中での雄しべの長さは、きっと大体同じくらいだと思います。葉の葉脈の入り方の仕組みも法則があると思います。そのような各植物の法則を見つけてやれば、追加で空想で描く花や葉も自然に見えるように描けると思います。(*´∀`)

『日本の自然を描く展』のネットのページを見たら、今年度の受賞作品の写真が出ていました。構図・着眼点・密度等、参考になるところがありました。個人的には『密度』が参考になると思いました。どこまでも細かく描くというよりは、画面の隅々まで描くという迫力でしょうか。それをするには作業する『時間』をかける必要がありますね。(^_^;)