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使いこんだ◯◯◯の回-1(2024.02.24)


会場:柳瀬まちづくりセンター

内容:静物『使いこんだ◯◯◯』

  • グローブ・かばん・財布・コーヒーミル・靴・自分(私)・等、モチーフは各自で設定を考えて準備してください。
  • 紙のサイズに丁度よいサイズだと尚良いです。(実物大に描けます。)


メモ:
曇り。梅が咲いていますが、写生会は寒いので描けません。(T_T)

新品ではなく、アンティークに限らず、擦れたり汚れたりして『使いこんだ』物を、各自持参してもらいました。新品時には直線だった線がゆるくクセがついて曲がっていたり、手垢や日焼けで色が変わっていたり、そんなところを見つけて描いて欲しいです。(p_-)

◯モチーフを沢山並べすぎない。
→持参したモチーフ候補を全て使いたくなりがちですが、絵画として物語が見えるように選択すると良いでしょう。『棚に並んだ物達』という設定ならば雑然と並んでいるのもアリです。(*´ω`*)

◯用紙の中で構図をうまく配置する。
→鉛筆での下書きの中でも最初の工程です。モチーフの中の面白い部分(糸がほつれていたりレンズの輝きだったり)が主役になるように向きを調整したり、広大な余白が出来てしまわないように大きさや配置を調整しましょう。(・∀・)

◯影も考えて描く。
→机の上に落ちるモチーフの影も、モチーフの一部として考えてみてください。光の向きや角度によって影の長さや濃さも変わります。その影を描くことにより、机(地面)との距離感が絵から把握できるようになります。机に接していれば影はモチーフと繋がっていますし、離れていれば浮かんでいたり机から離れた位置にあると理解できるようになります。(´ε` )

◯物の厚みを描く。
→耳たぶでも厚みがあります。メガネのフレームも厚みがあります。グローブの太い紐も厚みがあります。そんな厚みを見つけて行くと立体的に見えるようになり、重さや大きさを感じるようにもなります。(^O^)/

こすれやカスレや汚れやほつれを描くと『使いこんだ』雰囲気に近づけると思います。結果、味のある絵が描けると思います。なかなかモチーフ選びに苦戦した方が多かったようですが、皆さん味のある絵ができあがりそうですよ。٩(๑´0`๑)۶