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花器と山野の花の回-1(2021.05.22)


会場:柳瀬まちづくりセンター

内容:『花器と山野の花』(静物)の1回目・展覧会の講評と撤去。

  • モチーフは基本担当者が持ち込みますが、山野の花(葵など)が身近にある方はぜひお持ち下さい。
  • 展覧会は15時30分迄とアナウンスしていますので、その後に搬出・撤去です。
  • 展示作品を持ち帰るので、額の箱等お持ち下さい。


メモ:
曇り(時々雨)。関東はまだ梅雨入り宣言ありませんが、感覚的に梅雨入りです。

教室で静物(90分)・展示の講評(30分)・展示の撤去(30分)。

本日後ろに展示の終わりのやることがありますので、新作制作の時間が短いです。事前アナウンスのおかげで、山野の花が沢山あつまりました。『山野』ってまぁ、庭先にいつのまにか咲いているお花達ってくくりです(^^ゞ。

花器(花瓶)と花を描く時、花器を下まで描くと画面の中で花が小さくなってこじんまりしてしまいがちです。花器が主役でなければ、思い切って花器は構図からはみ出るように切ると良いと思います。花や葉の要素も、画面のバランスに合わせて足したり引いたりして調節して良いと思います(*^_^*)。

鉛筆を親指と人差指でつまむように持つと柔らかい線が描けます。その柔らかい線で、最初に全体の『量感(ボリューム感)』を描くと画面のバランスを取りやすいです。花のある位置には丸や三角で『アタリ』をつけて、花器の口から出ているゴシャゴシャした葉や茎のあたりをゴシャゴシャと囲っておくと、後々の花・茎・葉を配する時の大きさに違和感が出にくいです(^O^)/。そしてこれらのアタリ線は、最終的に消すか勝手に消えてゆきます(柔らかい弱い線なので)。

花は花びらや雄しべや雌しべなどから構成されていますが、茎から繋がるガクの部分につながっています。ですので、各花びらの元はすべてガクに繋がる意識を持つと自然な感じがでます。花器から出た茎がゆるやかにしなだれている時も、同様に花器の口から出て湾曲して下を向いて垂れているとのつながりの認識が必要です^^;。

今回は元々時間が少なかったので、次回は同一テーマで続きです。しかし、花の方が同じものが準備できませんので、写真を参考に仕上げて行きます。また、2枚目に挑戦する方もいると思いますので、可能な方は花をお持ち下さいm(__)m。

9月1日〜2月28日はまちづくりセンター改装のため、センターが使用不可になるのがアナウンスされました。文化祭も無いとのことです。まだ先の事ですが、会場や秋の展示など、事前の検討が必要になりました(´・ω・`)。久しぶりに皆さん都合がついて、会員全員集まれました。コロナ対応で距離をとって作業をするとなると、広い教室もイガイと机でいっぱいです(-_-;)。