会場:柳瀬まちづくりセンター
内容:展覧会前の仕上げ
- 展示する作品タイトルを14時に集めます。
メモ:曇りです。まちづくりセンター文化祭期間中で人の出入りが多いです。^_^
展覧会用の作品を仕上げます。
◯影の落ち方に注意する。
→屋外写生等の太陽光が光源だと、光源が非常に遠いので、モチーフの幅と床に落ちる影の同じ大きさがほぼ同じになります。屋内の電球や蛍光灯等が光源だと、光源が数メートルと近いので、モチーフの幅より大きく影が落ちます。更に屋内だと複数の光源(照明器具)があって影が複数落ちる場合が有ります。見えるまますべての影を描くのは間違いではありませんが、どれか一つ主な光源を決めて光の方向を決めてやると描きやすくなります。(^O^)/
◯影の色は『黒』というより『暗い色』。
→水彩絵具だと物の色に黒を重ねて塗ると、透けて陰影が表現できます。ただその方法だと、濃い影を描こうとするとどんどん黒みが強くなるばかりです。
一つの目安として言えば、例えば水色の敷物の上に置いてある赤いリンゴの影を描く場合、リンゴの光の当たっていない側は簡単に言えば赤の暗い色に見えます。赤にこげ茶等の暖色系の暗い色を混ぜて塗ると馴染んで見えます。水色の敷物に落ちるリンゴの影の色は、水色の暗い色です。水色に紺色等の寒色系の暗い色を混ぜると違和感の無い色が作れます。
黒を混ぜても良いのですが、その混色方法だと彩度(鮮やかさ・色味)が無くなって黒の印象が強くなります。表現する絵の雰囲気に合わせて影の色を選べれば良いと思います。(*^_^*)
みなさん家での作業だと集中してできるせいか密度が上がっていい感じに仕上がって来ています。搬入は火曜日ですのでもう数日の作業です。頑張りましょう。あ、それから深夜の作業でも明るい照明の下で描かないといけませんよ。深夜に電気スタンド程度の照明下で仕上げてから、昼間に自然光や明るい照明の下で見ると、彩度が足りない仕上がりになりがちです。ちょっと気にしてみてください。(-.-)