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果物・野菜の断面を画面いっぱいに拡大して描く回-1(2024.11.23)


会場:柳瀬まちづくりセンター

内容:『果物・野菜の断面を画面いっぱいに拡大して描く』-1

  • モチーフは断面の面白そうなものを各自で持参してください。


メモ:
曇り。そろそろ昼間も寒いです。(*_*)

今回は『果物・野菜の断面』の描写に挑戦です。仕上がって額装して飾る時の楽しさを想定して描いてみます。(´ε` )

◯平面的な表現に挑戦。
→単にモチーフを半分に切って描写ではなく、断面を正面から見た構図で、少し平面的に描いてみます。少し版画のような現代美術のような仕上がりを意識してみます。(^O^)

◯影や机等、『その他』の要素は省いて描く。
→モチーフ台に落ちた影等は省略して、断面そのものだけを描きます。(・∀・)

◯断面が白っぽい色のモチーフは、背景に色を入れる等して画面の面白さを探します。
→玉ねぎやリンゴ等、断面がほんのり白いだけのモチーフは、特に背景も頑張って画面を作りましょう。φ(..)

◯画面いっぱいに大きくモチーフを描いてみる。
→額装する時のマットに切り取られるサイズを考慮して描いてみましょう。普段、ほぼ等倍で描くことの多い果物・野菜のモチーフですが、今回は他の要素が入りませんので拡大してモチーフに肉薄してみましょう。\(^o^)/

◯複数モチーフを描いてみる。
→とは言え、全員同じ構図で描くのも展覧会でのバリエーションに欠けるので、ウォーホールの作品のように画面を4分割してみたり、各々工夫してみても面白いでしょう。(*^_^*)

◯皮の厚みを丁寧に探る。
→リンゴなどは薄い表皮の皮だったり、パプリカは皮と果肉の境目がわからない厚い感じだったり、それぞれの特徴を探ると法則が見えてきます。どこからどこに向かう流れで出来ているのか、よく観察してみて下さい。(^.^)

本日は1Fロビーにて作品展示中ですので、30分程の短い講評会を行いました。作品1点を選び制作時の留意点等を作者に話して頂き、それも含めたより良くなるであろうポイントを話しました。テレビ番組で水彩画を扱った企画がありますが、あのリアル志向の価値観も正解ですし、もっとアート寄りの表現方法も正解です。各々の目指す表現方法でより良くなるように挑戦して行きましょう。٩(๑´3`๑)۶