内容:写生会『所沢カルチャーパークを描く』の続き
- 前回の写生会の続きを仕上げます。各自必要な資料を持参してください。
- 前回不参加の方は、近作の仕上げでお願いします。
- 秋の展覧会の作品名は、10月中に講師までお知らせください。
メモ:曇り。アウターを着ると暑いですが、何も羽織らないとちょっと寒いかもです。(^_^)
いつの間にか次回搬入の回です。どんどん筆を運んで下さい。
◯光と影を描く。
→『モノの固有色を概念として塗る』というよりも、『陰影を見つけて影の形を描く』という感じでしょうか。参考になる作品は『光の回り込み』や『渋い影色の濃淡』が上手に描けています。色数を増やして『青いベンチ・黄色いテント・緑の林』と描くより『午後2時の晴天の光を受けて強い陰影のベンチ・光を反射して全体的に明るいテント・遠くの渋い色に変わり始めた林』と時間や光の具合を観察して描ければと思います。(p_-)
◯人をうまく省略して描く。
→表情が見える距離の人はともかく、少し離れた人々は『赤いシャツとベージュのパンツの母親』等、最低限の情報に省略して描くとよいと思います。その際も、陰影を意識して色を置いて下さい。遠い場所の人々はシルエットでの表現もアリです。(^ν^)
◯絵画として仕上げる。
→写生会で見たそのまま・撮影した写真等を参考にしますが、そのままの位置関係で良い構図を切り取れるとは限りません。自分の注目した・興味を持った要素(遊具・人・テント等)が映えるように、他の要素には脇役になるように調整したり、大きさに少しメリハリをつけたりして、『絵画』になるように調整しましょう。φ(..)
本日、作品タイトルの準備が必要なので、今月中にタイトルを決めて下さいと伝えました。そしてすでに数名の方のタイトルを預かりました。まだ制作途中の作品(絵)でもタイトルと並べて見ると、作品の中の物語が始まったことに気付きます。逆にタイトルが決まると、何が興味の対象なのかハッキリするので、そこが伝わるように絵を仕上げていけば良いとなりますね。\(^o^)/