会場:柳瀬まちづくりセンター
内容:『グリザイユ画法に挑戦』-1
- 各自モチーフとして『果物1個以上』を持参してください。
- 敷物として『布・ランチョンマット・皿・紙』等も持参してください。
- 集まった果物を構成して、グリザイユ画法(参考動画『グリザイユ画法のやり方・塗り方「はじめての風景画」』)で描きます。
メモ:晴れ。熱中症と地震に気をつける日々です。(^_^;)
最近みなさん細かいところまで気を配れるようになってきていますが、大きな明暗や塊感が弱くなっています。そのあたり少し練習がてら、制作の段取りを分解して最初に陰影を単色で描く『グリザイユ画法』に挑戦します。(^O^)
◯着色の最初に、単色の濃淡で陰影を描く。
→影を描きます。モノの色ではありません。濃いリンゴの赤を暗く塗るのではなく、リンゴの影の部分を探して陰影を描きます。
◯(乾燥してから)モノの色(固有色)を濃淡をつけて重ねて塗ります。
→リンゴの赤等、モノの固有色を水で濃淡をつけながら影の部分も含めて重ねて塗ります。
作業が進むに連れて気がついた注意点をいくつかメモします。φ(..)
◯固有色の影色を選んでしまうと(例えば赤いリンゴの影色の赤)なかなかグリザイユ画法ならではのモノトーンで描く段取りが完成しません(普通に赤いリンゴを描いただけ)。
→ですので次回パート2では『黒色〜青色』の単色に限定してもらい、作業の段取りを完全に分解してみようと思います(1鉛筆・2青黒単色濃淡にて着色・3乾燥・4固有色の着色)。
◯一撃で完成の濃度の色を置こうとして画面内での試行錯誤ができていない。
→丁寧に細かく色を置くのは良いのですが、最初の方の作業から行ってしまうといきなり完成の作業になりがちです。水彩ならではの『にじみ・ぼかし』等、画面内での試行錯誤を薄い色で行えるようにすればもっと自由度の高い表現になると思います。
展覧会が終わったので少し『ツメ』の作業から離れた描き方の練習をしてみました。次回は『グリザイユ画法に挑戦』-2として風景画の予定です。(^O^)/