内容:『グリザイユ画法に挑戦』-2
- 写真を元に『風景画』を描きます。各自で資料写真を持参してください(プリントアウトでもスマホ画面でもOKです)。
- 陰影は練習のため『青色〜黒色』限定で行います。
- 前回のとは別のグリザイユ画法作例動画を紹介します→参考動画『グリザイユ 透明水彩画 watercolor: Grisaille style 陰から入る技法 北鎌倉八雲神社風景画』
メモ:晴れ。暑いのは当然ですが、エアコンがすぐ効く気がします。(*´∀`)
『グリザイユ画法』に挑戦の2回目、風景画編です。最初にしっかり白黒描写で陰影を描いて欲しいので、15時までは白黒描写、それ以後カラー着色描写と条件設定しました。φ(..)
◯影を段階分けして描く。
→色々な考え方がありますが、ざっくり3段階に分けて説明します。最初に薄い影を大きな面積で太い筆で描きます。次に中間の濃さの影を中くらいの太さの筆で描きます。最後に濃い影を細い筆で描きます。この描き方をすると、最初に薄い色で大きく筆を運ぶので、はみ出して塗っても失敗には見えないのと、全体の作業が大きく進むので、早く完成の雰囲気に近づけると思います。(^_^)
◯大きなカタマリごとに陰影を考える。
→近景の雑木林の『葉の陰影』を描くことも必要ですが、樹木1本ごとの大きなカタマリとしての陰影を先に薄めにつけておくと、全体の立体感が表現できてきます。細かい陰影描写はその次にすると良いでしょう。\(^o^)/
◯にじみ・ぼかしを効果的に使う。
→水を多く使って濃淡をつけると、水彩ならではのにじみ・ぼかしができて絵が楽しくなります。影を描く工程でも次の着色の作業でも、均一な着色では表現できない濃淡があると画面内の『なんだか物足りない部分』が減ってきます。(´ε` )
グリザイユ画法は、陰影と色調とを分解して進める画法です。理解が進むと、陰影表現による立体感がうまく出せるようになると思います。と同時に作業スピードも早くなると思います。失敗を恐れず、どんどん描いて行きましょう。(^.^)