内容:『梅雨の風景』を描く-1
- 雨降りが条件の『梅雨の風景』を描きます。
- 各自、事前に写真・資料を準備してください。
- 写真より描く・モチーフを組み合わせて描く・想像の世界を描く・等、各自で考えてください。
メモ:西日本は梅雨があけてしまいました。なかなか雨の景色を記録に納められません。(*_*;
それでもなんとかみなさん準備していただいたので、梅雨の景色を描きます!\(^o^)/
◯雨・水たまり・露・映り込み・等、配慮して描く。
→梅雨の風景を描くにあたり、画面内に描くと雨を感じる情報があります。風景の中の道路等、濡れていると光を反射したり、鏡のように映り込んだりします。それらの特徴をよく観察して描くと、梅雨の風景になって来ます。(*´∀`)
◯画面全体の構成を最初によく考える。
→良い絵は、描きはじめの数十分で『あー、いい絵になりそうだ』と感じられます。主に構図のバランスによるところです。何に着眼して描いているのか自分で理解できたら、主役の要素を大きくしたり画面の良い位置に配したり、あるいは画面の中に確かにあるけれども、描かないほうが説得力が増すような余計なノイズを消したり、そのような試行錯誤を柔らかいゆるい簡易な線で、量(大きさ)を描いてみましょう。(^.^)
◯光を感じながら描く(着彩する)。
→主に着彩の工程での話になりますが、モノの固有色をキチンと探るより、陰影を探って描きましょう。木の葉は概念的にざっくり緑色ですが、例えば青白い光の陰影の世界では、きっとほんのり緑みの青色になるでしょうし、影の部分では青の暗い色で整理して描いた方が世界観が出やすいです。モノの固有色に囚われ過ぎないようにしてみましょう。^_^
準備した資料が各々違っていて面白い作品が並びそうです。6月なので紫陽花は手に入りやすいですが、みんなで描くと紫陽花多すぎ問題が発生してしまうのです。(´ε` )