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展覧会のための仕上げの回(2022.11.12)


会場:東川会館・埼玉県所沢市松郷140-3

内容:展覧会のための仕上げ

  • 11月16日(水)〜の展示のための仕上げを行います。


メモ:
晴れと曇り。昼間は窓を開放していても心地よかったです( ´ ▽ ` )。

仕上げの段階で汎用的に通用しそうなポイントを話しましたd( ̄  ̄)。

『色を塗らないで置いてみて』
完成段階に入ってくると明暗などを調節しますが、それまでに描いたものを全部塗り直してしまう方がおられます。塗り絵の様に新しい色で上書きするように塗ると、それまでの作業が全部無かった事になってしまいます。絵画ですので写真と同じにする必要はありませんので、それまでの色より濃い色や暗い色の筆をちょこんちょこんと『置く』ようにすると作業量や密度が上がって魅力が増します。面積が必要な場合でも、少し色見を変えたり濃さを変えたりしてまた置いてみて下さい。一撃で完成はしませんが、複雑さが増して魅力が増えます♪( ´θ`)。

『立ち上がって腕を伸ばして筆を置いてみて』
これは上記作業に関連する事ですが、雰囲気を整える時に有効だと思います。よく絵の仕上がり具合を確認するときに離れて見ますが、この作業はそれに近いです。絵から目が離れることによって全体の雰囲気を見ながら作業ができます。腕を伸ばして作業するので、当然はみ出たりもしますが、全体の雰囲気を調整する色を置くこの作業後に、次の作業として、はみ出てしまったところは近づいて修正しましょう٩( ᐛ )و。

『あっちもこっちも同じバランスで描きすぎているから、脇役のところ、少し色を抜いて見て』
そのままの内容です。表現したい主役が主役に見える様に、目立ちすぎている脇役は少し色や輪郭のシャープさを取って調整しましょう。きっと見やすくなります\\\\٩( ‘ω’ )و ////。

『描き終わったつもりでも、明日見たら問題みつかるからまだ額に入れないで』
これも文章そのままです。こんを詰めて長時間描くと、もう修正改善点が見つからなくなります。でもちょっと待ってみて下さい。明日の昼間の光のもとで見たら、何かきっと修正点が見つかります。時間的に余裕がある時は慌てて完成ににしないで置いておきましょう。絵の具が乾燥しただけでも雰囲気が色を置いた時と違ったりします。考えてあるタイトルと合致している表現ができていますか?慌てずゆっくり行きましょうd( ̄  ̄)。

もう週明け水曜日から展示が始まります。皆様のご来場お待ちしておりますm(_ _)m。