会場:柳瀬まちづくりセンター
内容:『わたしの家の中』-1
- 各自の『わたしの家の中』を描きます。現実でも夢でもいいです。
- 事前にスケッチや写真撮影等、各自で準備してください。
- 例:天蓋付きベッドのある寝室、朝日を浴びる観葉植物、室内干しの洗濯物、本棚の宝物、猫と戯れる母、孫たちが来た時の玄関の靴、など。
メモ:晴れときどき曇り?。なんか今年は蝉の声あんまり聞いていないかも。熱すぎ?。
秋の展覧会の予定から逆算すると、展覧会前にあと2枚描けます。この時期にうっかり写生会で倒れるとシャレにならないので、エアコンのある室内で描けるテーマで『わたしの家の中』というわけです。
◯資料の写真が完璧な正解ではない。
→刻々と日光も変わりますので、今どきの写生等にスマホの写真撮影は必須です。しかしながら、やはり写真は人間の目で見た景色と少し違います。写真はレンズの歪みをキチンと反映するせいか、四隅に行くほど歪みが気になります(垂直水平がズレてきます)。写真はあくまで参考として、画面の中で違和感のないように人の目で見て自然になるように補正しましょう。
◯構図を最初に吟味する。
→主役になるモチーフを大きめに扱ってほしいところですが、うっかり主役を小さめに描いてしまってそのまま他の要素も描き進めてしまうと、『えー、今から主役を大きく修正するの大変だし無理だなぁ』となる場合が多いです。最初に大きな丸や四角で主役と脇役の配分を見て大きな構成のバランスを吟味しましょう。あとから修正するのは大変ですよ。
◯影の中のモノの色味は抑えめに。
→例えばトマトはざっくり黄身の強い赤のイメージですが、影の中では明度(明暗)も彩度(鮮やかさ)も低めになります。概念の色味に引っ張られすぎないように注意して、色を置いて行きましょう。グリザイユ画法で先に陰影を描く方法が参考になると思います。
写生で海とか山とか名所とか行きたいなぁとこっそり考えていますが、とにかく熱中症にならない陽気に気温が落ち着かないと決行できません。9月後半で涼しいところなら行けるでしょうか・・・。